食事にのとき、ごはん、うどん、パン、パスタなど主食に多く含まれる糖質を取らなければ、あとは何を食べても大丈夫というダイエットを糖質制限ダイエットといいます。健康上の安全面は果たして、大丈夫なのでしょうか?

糖質制限の歴史

実は、糖質制限の歴史は古く、アメリカでは1970年代頃から始まり、日本では2005年頃にブームになったのです。
アメリカの医師らが「肥満を引き起こす原因は糖質(炭水化物)で、その1日の摂取量を極端に抑える」というダイエットを提唱しました。それ以来、アメリカではローカーボ(低炭水化物)と呼ばれています。

糖質とは

パスタ砂糖、ご飯、パン、パスタなど糖類を多く含む食品のことで、炭水化物と同じように使われます。消化されれば、ブドウ糖になり体内に取り込まれエネルギーとして使われます。

 

なぜ、糖質制限は有効なの?

生物は、食事で糖質を取り、ブドウ糖を供給します。そのブドウ糖が重要なエネルギー源となります。
もし、ブドウ糖が供給されなくなると、体内に蓄えられている中性脂肪が分解され、脂肪酸やケトン体がエネルギー源として使われることになります。ということは、糖質を取らなければ、体脂肪が減るというわけです。

もともと、糖質制限は、日本では糖尿病患者のための食事療法として話題となりました。これを機に、糖質制限は体重を落とすのにも有効な手段だとメディアで紹介、全国に広まりました。

糖質制限のメリット・デメリット

【メリット】

血糖値が上がりにく
短期間において、体重が減少する
糖尿病の症状が改善
食欲が減り、食欲のコントロールができる

【デメリット】

長期間だと体重が減少しにくくなる
栄養不足になるかもしれない
腸内環境が悪くなることがある
腎臓病を患う可能性がある
筋肉量が減る

糖質制限ダイエットを安全に行うには

医師の指導短期間(1か月ほど)だけ厳しい糖質制限を行い、ある程度体重が落ちたら緩い糖質制限でコントロールをしましょう。

糖尿病患者は、緩い糖質制限を長期間行い、また医師の指導を受けるなど、体調管理には十分気を付けましょう。