中性脂肪が高いからと言って、朝から低カロリーにし過ぎては一日のスタートが活発にできません。頭も体もしっかりと動かすには、きちんと朝ご飯を食べるようにしてください。
理想はご飯と味噌汁、おかず3品の一汁三菜の純和食。脂肪分が少なく、腹持ちのよいお米と食べることが高脂血症を持つ方には適しています。
しかしながら、忙しい朝を迎える現代社会でそこまで用意できる方はなかなかいません。朝食はパン食の方が楽なのは皆さんがよく分かっているはずです。パン食はマーガリンや、牛乳、ヨーグルトがよく合うのでどうしても動物性の脂肪分が多くなりがちですが、工夫次第でバランスのとれた食事は十分できます。
朝だからあまり手をかけずに、それでいて栄養バランスをとるには肉と野菜を一緒にしたサラダがお勧め。前の日の夜に材料をすべて準備しておけば、朝は混ぜるだけで完成。手軽に美味しく、健康に朝食が取れますよ。
ささ身は電子レンジにおまかせ。お肉のエキスはドレッシングに使うことで有効活用!
簡単、ヘルシーサラダです!





 

【鶏ささ身のサラダ】

img_0材料
鶏ささ身    50g
酒・塩      少々
茹で大豆    15g
トマト       120g
さやいんげん 20g
レタス       30g
マヨネーズ  大さじ1
醤油     小さじ1

作り方
①ささ身は耐熱皿に乗せて酒と塩を振り、ラップをかけて電子レンジで加熱する。 火が通ったら、食べやすい大きさに裂く。 (*出てきた蒸し汁は捨てないでください。)

②茹で大豆は、さっとお湯にくぐらせる。

③さやいんげんは塩茹でにし、2~3つに切る。トマトはくし形に切る。レタスは食べやすい大きさにちぎる。

④マヨネーズと醤油に①の蒸し汁を混ぜ、①~③にあえる。

<ポイント>
* ささ身の代わりに鶏胸肉でも代用可能です。動物性の脂肪分が多くなりがちなパン食には脂身の少ないささ身や、胸肉などの部位の組み合わせが適してます。その他にもゆで卵を代わりに入れても美味しいですよ。その場合茹で汁がないので、醤油を少し減らしてください。  
* 茹で大豆を加えることで抗酸化作用のある大豆イソフラボンがしっかり取れます。簡単にすぐ使える水煮や蒸されたものは大豆だけでなく、ひよこ豆、黒豆など多数あります。前日の晩酌で余った枝豆を入れても結構です。お好みに合わせて利用してみてください。 大豆の代わりに絹ごし豆腐を使っても結構です。仕上げにゴマを振りかけるとより健康的ですね。